大村創薬グループでは人間及び動物の間で流行する感染症を予防し、全ての生物を支える環境全体を維持するための包括的アプローチである“ワンヘルス”の向上に貢献することを目指しています。


 当研究室では、大村創薬グループ(大村特別栄誉教授がスペシャルコーディネーター)が発見した興味ある生物活性天然物をリード化合物として取り上げ、新規な医薬品を創製する目的で効率的な全合成法の確立や化学変換、さらにClick Chemistryを用いて様々な類縁体を合成しています。さらに徳島大学疾患酵素学研究センターやブラジルのFIOCRUZ(南米最大の感染症関連の研究所)をはじめ、大学・企業等との共同研究も積極的に進めています。また担当教員を決めて、卒研生・修士課程の学生の勉強会を学年毎に週1回行っています。この勉強会では有機化学の基本をしっかり身につけることで応用力の基礎を養います。


 天然物全合成、創薬(医薬品・動物薬・農薬開発)、有機合成化学、そして生物有機化学(ケミカルバイオロジー)に興味のある学生さんは砂塚教授(sunazukatoshiaki(at)yahoo.co.jp)までご連絡下さい。

当研究室では新年度4月からの
卒研生、大学院生を募集しています